FOOD INDUSTRY TOPICS

食品産業分野

異物混入対策 その2

正しい手洗いの方法

異物混入防止の第一歩は手洗い

ノロウィルスやO-157をはじめとする食中毒は、食品由来よりも調理従事者による2次汚染が大きな原因であるとされています。(厚生労働省資料より)そのため「食品衛生は手洗いに始まって手洗いに終わる」と言われており、食品製造現場では手洗い励行を目にすることが多いのですが、依然として食中毒が発生しているのは、適切な手洗い方法が実施できておらず、洗い残しが発生していることも要因のひとつだと考えられています。

【手洗いの手順】
【手洗いの手順】

大切なのは、作業開始前はもちろん、休憩やトイレの後などにも必ずしっかりと手洗いをする習慣をつけることです。また、手指はもちろん、顔などの露出している部分に傷口がある場合は調理に携わらないことも大切です。